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ブリキ缶(スチール缶)とは

「缶」はアルミ缶とスチール缶とに大別されます。 スチール缶は鉄にすずをメッキした「ブリキ」の板や、すずを使わない「ティンフリースチール」の板から作ります。すずメッキや加工により鉄の腐食を防ぐことができ、またその表面上にきれいな印刷を施すことができます。
スチール缶は、日本では1900年頃から生産が始まり、第一次世界大戦や関東大震災を機に、急速に国内にも普及しました。 紙やプラスチックなどの容器と比べるとスチール缶は重みがありますが、耐久性においては抜群に優れます。

ブリキ缶

身近なブリキ缶(スチール缶)

海苔、お茶、コーヒー、お菓子、種、塗料、オイル、ガス缶の中身は多種多様。
色、形、模様、手触り、使いやすさ缶のデザインも多種多様。
スーパーでは缶詰、ホームセンターでは塗料やオイルの缶、ドラッグストアでは粉ミルクやスプレーの缶、そのほか、旅先で見かけるお菓子の缶、文房具店にある色鉛筆の缶、デパートに並ぶ高級なお茶やクッキーの缶といったように、私たちは毎日何かしらのスチール缶製品を目にしています。

ブリキ缶(スチール缶)のすごさ

ブリキ缶

スチールの板は、水も光も空気も通しません。しかも、落としても割れない、飛び散らない。
スチール缶は大切な中身をお守りするタイムカプセルです。 時間の経過だけでなく、雨ざらし、炎天下も問題ありません。病院でもらった薬を蓋付きの缶などに入れて保存するように書いてあるのも、スチール缶なら中身を長く保てるからこそ。
中身が湿気るのを防ぎ、紫外線による変質を防ぎ、酸化による質の低下を防ぎます。表面の美しい印刷はもちろんのこと、缶のふたを開けたとき、心を込めて詰めたそのままの味・色・形・香りを楽しむことができるのです。

愛着のわくブリキ缶(スチール缶)

ひと目見ただけで中身を思い出す定番の缶。昔から家にあり、いつも見ている缶。写真をしまっている缶。机の上にあってペン立てにしている缶。デザインが気に入ってテーマパークで買ってきた缶。旅先で買ってきた缶。大切な人からもらった缶。
スチール缶はいつでも、人の想いと一緒にそこにあります。

ブリキ缶(スチール缶)の特徴 ~ 何にでも、何度でも ~

ブリキ缶

使い終わったらリサイクル。スチール缶は、約9割がリサイクルされています。
「資源ごみ」として集められた缶は、まずリサイクル工場で磁石によりアルミと大まかに分離されます。そして製鉄所で溶かされる際、比重の違いからアルミと完全に分離され、その後各メーカーで鉄を使った製品に再生されます。自動車、レール、家電、鉄筋、もちろん再度スチール缶にもなります。何にでも、何度でも。特に鉄は、アルミと比べると約8分の1のエネルギーで再生でき、節電・リサイクルの時代に好適なのです。